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弁護士

酒井 紀子

主な専門分野は、不動産ファイナンス、買収ファイナンス、シンジケート・ローン等のストラクチャード・ファイナンス、不動産の取得・処分、不動産ファンド組成等の不動産取引、ホスピタリティ、クロス・ボーダーの紛争解決、クロス・ボーダー取引その他企業法務一般等幅広い範囲の事案を取り扱う。また、クロス・ボーダーの紛争解決においては、主権免除に関する先例的価値を有していた大審院判例を覆して勝訴した裁判は、同論点に関する先例として各種文献で引用されている。

経歴

東京大学大学院法学政治学研修課修士課程(専修コース)及びスタンフォード大学ロースクール修士課程(SPILS)修了。長島・大野・常松法律事務所(1997年~)、Paul Hastings LLP(ニューヨークオフィス及び東京オフィス・2002年~)オメルベニー・アンド・マイヤーズ法律事務所(東京オフィス・2004年~/2008年よりパートナー)、TMI総合法律事務所(2011年~・パートナー)を経て2013年に国内ブティック型法律事務所の開設に参画。2017年1月、ひらかわ国際法律事務所を開設。
2021年3月~株式会社Kokusai Electric社外取締役就任

受賞歴

2011年、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年、2017年
Legal 500 Asia Pacific Edition Banking and Finance部門において7年連続推薦
2014年 外資系金融機関よりBest Lawyers Awardsを受賞

刊行物

〈英語〉
J-REITS five years on(共著) IFLR Guide to Japan
Prospects for Hotel REITs in Japan(共著):J-REITS Outlook & Opportunity, Asia Law & Practice
〈日本語〉
改正商法Q&A(共著) 債権管理(金融財政事情研究会)
企業買収がよーくわかる本(共著)

講演

2017年 基礎から学ぶ不動産ノン・リコース・ローンの法務(株式会社セミナーインフォ主催)

所属

第一東京弁護士会
米国カリフォルニア州弁護士会(inactive)

近時の主な取扱い案件(当事務所開設後の2017年1月から同年7月現在まで)

  • 不動産ファンドの組成案件(SPCカウンセル・AMカウンセル)
  • 不動産開発案件のストラクチャード・ファイナンスの供与及びリストラクチャリング(レンダーカウンセル)
  • アセット開発のための土地の取得(買主側カウンセル)
  • ドイツに本拠地を有し、グローバルに展開する太陽光発電関連の事業会社に対する75,000,000米ドルのシンジケート・ローンに関するレンダーの日本国法カウンセル

などのトランザクションの他、金融商品取引業者、事業会社の顧問弁護士等を務める。
なお、当事務所開設後の約半年の間に当事務所がSPCカウンセル・AMカウンセルとして取り扱った不動産ファンドの組成案件は、複数の100億円以上の規模の案件を含み、不動産案件の取扱い額は総額400億円を超えています。